「ゆ」一覧

・ 柚木 紀子

・ 百合山 羽公

俳句舎の俳人名鑑


柚木紀子 (ゆき のりこ)
 昭和8年(1933) 東京都生れ。長野県在住。 「天為」「海程」「古志」
 山口青邨に師事。のち金子兜太,中島斌雄に学ぶ。第7回夏草新人賞・海程新人賞・第37回角川俳句賞受賞。
 句集:『名なき目』『岸の黄』『麺麭の韻』『歯凡』『ミステイカ』『曜野』
       白鳥のこゑ天地(あめつち)の鹹(しほはゆ)し
       梟や青衣の襞をふかうせよ
       一枚の絹の彼方の雨の鹿
       未完に似せまし原爆ドーム風花
 
 
百合山羽公 (ゆりやま うこう)
 明治37年(1904)~平成3年(1991)87歳。静岡県生まれ。
 大正11年ホトトギス入門。昭和6年水原秋櫻子に従い「ホトトギス」を離脱.「馬酔木」第1期同人。瓜人と「海坂」を共宰。第8回蛇笏賞受賞。
 句集:『春園』『樂土』『百合山羽公全句集』  著作:『有玉閑話』
      桃冷す水しろがねにうごきけり
      枯草も火を待つまでに極りし
      海道を好みて走るいなびかり
      牡蠣割女一人みめよき顔上げず
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